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H20年3月の勉強会は産地直送の地元の方とのディスカッション

H20.3.18.
岐阜県中津川市で林業関係者とディスカッションをしました。
このままの住宅づくり政策を進めると山は取り返しのつかないことになるという。
目先の家づくりを進めたら・・・・
産地直送住宅を進めることと!
木造軸組在来工法住宅を進めること!
日本の山を生かすも殺すも日本人の将来を考える意思次第と粥川氏は深く切り込んだ・・・・
産地直送材の木曽東濃檜をふんだんに使った「地球民家」の”あすみ住宅研究会”.jpg

・200年住宅の真相とは?
・環境重視と叫ぶ裏に隠された真意は?
・山とは100年200年を見据えた政策なくしてありえない?
・縦割り行政の視点から失われてしまうものは?
・本当に良い家とは?
・数値化された家に住んで幸せになれる?
・人は自然を忘れたのか?
・住宅メーカーや住宅行政のシナリオライター達と地方の山人から工務店達との違いとは?

様々な議論が白熱した。
思いのこもった家づくりに対して強烈なブレーキがかかった!
果たして、安全な家とは?
安心できる家づくりとは?
先人達の残してくれた大きな財産を壊すのか?
それとも・・・・

あすみ住宅研究会は、山と町を結ぶ住宅建築を目指す意識レベルの高い集団と「自負している。
だからこそ、断固として無味乾燥な住宅づくりに対しては胸を張って抵抗していきたい。
そんな意見が木を守り育てる林業関係者と工務店集団がもう一度強固に手を結び正義に向かって進めていこうと意志を固めることができた。
表面的でPRを優先した偽りの関係ではなく、本気同士の関係を望む。
そんな熱い熱い3月例会となった。

2013年12月 6日