全国から大勢の皆様が「檜の原点を探る旅」にご参加いただきました。
平成19年5月19日(土)20日(日)と2日間にわたって開催させていただきました「檜の原点を探る旅」が終了しました。
多数の"ひのき好き"の皆様に檜の原点であります「木曽路」にお集まりいただきました。
本当に遠方からのご参加の皆様。「檜の原点を探る旅」お疲れ様でした。
心より感謝申し上げます。
さて、このイベントを通じて、本当に家づくりの本気を感じる方ばかりであったと今更に感心しています。
そして、ひたむきな行動力に驚きました。
お蔭様で、最高の天候にも恵まれ、檜の森の中でも楽しく散策が出来ました。
まぶしいくらいの赤沢自然休養林に生息する天然の檜たちをご覧頂きどんな気持になったでしょうか。
倒壊した檜の根の部分から、たくましく生えている新たな檜の芽。
この小さな命がやがてご覧のような大木になるのです。
しかし、その年月たるや300年以上??
人間で言えば、人生80年として・・・・・80歳×4代=320年?
大変な月日ですね。
そういえば
森林浴ということばにふさわしい自然を純粋に満喫できるのも「赤沢自然休養林」ならではですね。
「森林浴」ということばは、ドイツが生みの親だそうです。
そして、日本で始めてこの名前がつけられたのが、この赤沢自然休養林だったようです。
最後に"あすみ住宅研究会"がはじめて展示場としてつくった「地球民家」のご見学も沢山の方に思う存分体感していただけたと思います。
樹齢100年クラスの、あの木曽東濃檜を惜しげもなくここまで使って造った家。
この「地球民家」のご評価は??
このありえないといえる「地球民家」の構造部分を加工している現地工場"恵北プレカット工場"のご見学では、信じられないことがおきました。
なんと、皆さん工場内の説明よりも、いまから捨てられようとしている檜の端材箱の中身が気になり、自宅にを持ち帰えることばかりを必死に考え、そのタイミングをはかっている姿そのものでした。
このときほど、皆様の真剣な眼差しを感じ取った瞬間は無かったのではないでしょうか?
なんてったって、これだけの皆様に喜んでいただく「檜の原点を探る旅」を企画し実行できたことは、私たち"あすみ住宅研究会"としてこんなに嬉しいことはありません。
強引とも思える強行スケジュールで、体力的に厳しかったと感じられたのかもしれませんが、そこまでしてでもこの「檜の原点を探る旅」にご参加いただいた価値は、それ以上に大きかったのではないかと信じています。
本当にお疲れ様でした。
そして、こころよりご参加いただけましたことに感謝申し上げます。
2013年12月 6日